コラム

ECサイト構築のお見積りを下げるコツ

「ネットショップを開業しよう!」と見積りを依頼したら、予算オーバーだった。
思った以上に見積りが高いので「もう少し下げられないか」と悩んでいる。

そんな方に

  • 見積もりが高くなるポイント
  • 見積もりを下げるポイント

を教えます。

見積りが割高になるポイント

見積りが割高になる原因には、さまざまな理由が考えられますが、EC構築やWEB制作業者が毎度「あるある」と頭を抱え込む3つのポイントがあります。

丸投げ&お任せ

概要だけ伝えて、見積もる項目はすべて丸投げ。悪くないようにみえます。しかしその店舗について、一般的なデータを基に、ベストな機能を考慮し組み込むので、不要もしくは必要性の低い機能まで追加してしまう可能性があります。
また丸投げされるお客様のほとんどが、実は漠然と、心の中にイメージを描いていたり要望を抱いているケースが少なくありません。現場で絶対必要となる機能、既に利用しているシステムとの連携が必要なこともあります。そのため「見積るためのヒアリング」の前に「見積るためのヒアリングのための事前調査」が必要になったり、そこから予想される「工程内の確認にかかる作業」なども多めに見込む必要が発生するため、割高になる傾向があります。

要望てんこ盛り

あのサイトのこの機能がいいな、こっちのサイトのこの見せ方も参考にしたい。
誰もやっていないことを思いついたから、こんな機能を搭載して欲しい!
本当にやりたい機能だけでなく、あれもやりたい、これもやりたいと、オープン時に盛り込みたい機能や要望がたくさんありすぎると、工程が増え、当然見積りは高くなっていきます。

短納期

印刷業界、翻訳業界など、ほかの業界にもみられる傾向です。
請ける側のリソース(人員・機材・費用)には限りがあります。短納期の案件を請けるためには、直近のスケジュールを調整し、スポットで人員を補充したり、残業を増やすなど、無理してリソースを確保しなければなりません。効率のよい手順を無視して進行するため、確認やテストの工数が増えることもあります。そのため、短納期は割増料金や特急料金が発生する可能性が非常に高くなります。

見積りを下げるポイント

では、どうすれば見積もりを下げられるのでしょうか。簡単です。割高になるポイントを抑えて、見積りを依頼すればよいのです。

丸投げ&お任せをやめて、仕様を考えておく

もし実店舗や他のECサイトを運用しているのであれば、予め現場に、どんな機能が必要なのか、どんな機器やシステムと連携する必要があるのか、ヒアリングしておきましょう。初めてネットショップを作るのであれば、想像できる範囲内でよいので、何が必要なのか、リスト化しておきましょう。運用予定のフローを書き出しておいたり、参考としたいサイトを挙げておくことも有用です。

要望てんこ盛りをやめて、必要なモノに優先順位をつける

本当にその機能がすべて必要ですか?その根拠は説明できますか?
ウェブモへのご依頼で一番多いのが「どうしてもやりたいこと」が多すぎてお見積りが高額になる。しかしヒアリングを重ねると「実は必要ない、費用をかけてまでやりたくない、難しく考えすぎた」条件まで混ざっているケースです。

例えば実際にあった「名前と写真を入れる名入れ商品」のECサイトでは、

  • 入力する名前は、文字数によって価格を変え、自動計算
  • 日本語・英語・繁体語・簡体語・ハングルなどさまざまな多言語対応
  • 写真をアップロードすると同時に、仕上がりイメージをその場で確認
  • 商品により発送する場所が異なり、それぞれ配送エリアごとに送料が異なる

など、カスタマイズが必要なご要望がてんこ盛り。お見積り金額は当然跳ね上がりました。しかし「文字数は1文字ごとカウントするのではなく、10文字以下、11文字~15文字など、ある程度パターン化し選択肢にしてはどうか」「日本語・英語以外の名入れは多いのか→少ないのであれば、システム化するのではなく、都度対応してもよいのではないか」などヒアリングしながら情報を整理整頓していくと、とりあえずオープンの時点で必要な機能は大幅に絞られ、ASPなどの応用でも対応可能なレベルで考えることができました。

要望をすべて伝えることは間違っていません。しかしご要望が多ければ多いほど、予算をオーバーする可能性は高くなります。見積りをとる前に一度「どうしても必要」「予算的に許せば」など要望の優先順位をつけておくと、より現実的な見積りを手にすることができます。

短納期をやめて、納期にゆとりを持つ

本当にその納期にサイトがオープンしている必要はありますか?その納期にオープンできるサイト以外の準備は整っていますか?「早く欲しい、すぐ欲しい」という気持ちは分かります。しかし割高な料金を支払ってまで短納期にする必要はありますか?

短納期を希望されるお客様の中には、どんなにこちらが急いで納品しても、肝心の商品が間に合わない、決済会社の審査がおりない、運営スタッフの教育が間に合わない、とりあえず急いでもらいたかっただけで根拠はなかった…などといった理由で「結局公開できたのは、通常納期よりむしろ長くかかった」というケースが少なくありません。1度のみならず、毎回それが続くお客様もいらっしゃいます。

サイトをオープンするために必要なスケジュールを「希望」ではなく「現実的」に把握することで、短納期にかかる割高なコストを抑える、もしくはその分を他の機能追加に充てるなど有効に使うことも考慮してみてください。

先に予算を伝えてしまうのも、ひとつの手です

「どれぐらいの予算をお考えですか?」そうお尋ねすると口ごもってしまう方がいます。事前に予算を伝えたら、ぼったくられてしまうのではないか…と考えるのだと思います。

しかし、ECサイトの構築方法には、ありとあらゆる方法があります。
どこからどこまで人間がアナログに処理をして、どこをシステム化するのか。要望を一度に搭載したほうがいいのか、段階的に導入したほうがよいのか。事前に予算を伺っていれば、理想と予算のバランスを考慮し、見積もるだけでなく、同時にアドバイスすることも可能です。

本当にやりたいことは何か、本当にやらなければならないことはどれか、本当に必要なのはいつか。
そこから逆算すると、何をいつまでに用意しなければならないのか。
自分の中で情報を整理整頓することは、より正確で的を得た見積りを得られるだけでなく、サイトの完成から実際の購入フローなど具体的なイメージを抱くことにつながり、やるべきことが見えてきます。

ECサイト構築の見積もり依頼時に参考にしてみてください。

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