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ECサイト運営ノウハウ「制作会社の見積もり」
- Web制作全般
「ネットショップを開業したい」「ネットショップの売り上げを伸ばしたい」そう考えたとき、あなたはどんな会社に何をどう頼みますか?その依頼は、あなたの目標を達するために正しい手段ですか?
同じ依頼でも、会社によって異なる見積もり
先日、ウェブモにこんなお見積り依頼がありました。
「今、ネットショップを運営しているが、多店舗展開を行いたい。予算がないので、まるごとコピーだけして欲しい」
パンダアップデート以前はよくあった案件ですが、最近はめっきり減っていたので、お客様の意図がどこにあるのか、少し戸惑いました。
コピーを行うだけなら、非常に単純な話です。アクセス集中によるサーバへの負荷を軽減するのであれば、ミラーサイトを作ってもよいでしょう。ただその場合でも、ミラーサイトがコピーコンテンツとみなされないよう。手を加えなければなりません。そのためには、ただまるごとコピーする費用だけでなく、その工数の費用がかかります。
そもそも今回の案件は、多店舗展開を行いたいという前提で、canonicalなどの対策を提案するのは筋違いでした。そういう意味でただ単にコピーだけ行えば、これは完全にコピーコンテンツです。間違いなくパンダにひっかかり、排除されてしまうでしょう。そのデメリットが分かったうえで依頼されているのか、真意をはかりかねたため、ウェブモでは、
- 単純にコピーだけを行うお見積り
- ミラーサイトの危険性を付記し、違う方法を提案したお見積り
の2種類を用意しました。
結果的に、お客様は後者を選択されましたが、後日、相見積もりをとった他の2社は「単にコピーサイトの構築費用を見積もっただけで、ミラーサイトについての説明も代替えの提案もなかった」と伺いました。
これは、ウェブモが他の2社より優れていたということなのでしょうか。
残念ながら、そうとばかりは限りません。同じ「ネットショップ制作」を営んでいる会社でも、専門としている内容、得意としている内容が異なることが大きく影響している可能性があります。
ネットショップ制作業者の多様化
ネットショップ制作を謳っている業者には、いろんなタイプがあります。
例えば今回、お客様が相見積をとった他の2社は、「制作すること」が専門であり、「売り上げをあげること」は専門外の会社だったのではないでしょうか。
もしお客様が「実店舗」の多店舗展開を考えていたなら、その違いにすぐに気づかれたことでしょう。建物を建てることを専門としている業者と、コンサルティングまでを総合的に行っている業者に「同じ課題で」相見積をとることは、めったにないと思います。
しかし「ネットショップ」となると、急によく分からなくなる…というお客様が、非常に多いように感じます。「ネットショップはきれいに作りさえすれば、売れるお店が完成する」そんな神話がまだまだ浸透していることが原因かもしれません。
また、ウェブコンサルティングやウェブコンサルタントという言葉自体が、SEOに特化している会社でも利用されているなど、業界自体がグレーな使い方をしていることが多いことも原因のひとつだと思います。
キレイなお店のオーナーになりたいですか?
人がたくさん来てくれるお店のオーナーになりたいですか?
商品を売ることよりも、ブランドの認知度をあげることが目的ですか?
それとも、売れるお店のオーナーになりたいですか?
あなたがネットショップ制作会社に求めることは何でしょう?
あなたが目標を達成するために必要な作業をしっかり判断し、それを正しく理解して、達成までともに歩んでくれる会社を選びましょう。ときには目標のために、制作とコンサルティングと広告など、複数の会社に連携してもらうこともひとつの方法です。
参考:ミラーサイトとは…
ミラー=鏡のように、WEB上のサイトを全部もしくは一部コピーしたサイトのことです。通常、サーバ負荷の軽減などを目的に使用されますが、以前はオリジナルサイトもミラーサイトも検索結果に表示されたことから、SEO対策として使用されるケースがありました。しかし2013年、Googleのパンダアップデートにより、WEB上に同じ記事が存在する場合は、オリジナルの記事以外が排除されるようになったため、現在では、SEOを目的としてミラーサイトを作ることはなくなりました。
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