ホームページの製作期間は?流れと時間短縮をするための4つのコツ

これからホームページを作りたいと考えた際に気になることと言えば、どれくらいの製作期間が必要なのか、ではないでしょうか。たとえば、ホームページ制作会社にお願いをして1カ月くらいで納品してもらう予定が、話を聞けば3ヵ月もかかると言われた際に困ってしまうからです。依頼主が想定している製作期間から遅れれば遅れるほど、ホームページの公開が遅くなってしまうため、さまざまな面で支障がでてしまいます。
そこで今回は、ホームページ制作期間についてお話ししますので参考にしてみてください。

■「【2023年】ホームページ制作費用の相場は?種類・依頼先の内訳や費用を抑えるポイントを解説!
■「【2023年版】ホームページ維持費用の全貌を解説!内訳と相場」も併せてお読みください。

ホームページの製作期間はどれくらい?

ホームページの製作期間は内容によって大きく異なりますが、2~3カ月程度で完成すると考えておきましょう。ただしページ数によって製作期間も異なりますので、参考程度にとどめておいてください。

LP(ランディングページ)

LP(ランディングページ)は、1ページのみということもあり工数が少ないため、1カ月~程度で製作期間が終わります。LP(ランディングページ)は基本的にコーディング等の作業時間が少ないこともあり、ホームページ制作のなかではもっとも短い傾向にあります。

企業サイト(コーポレートサイト)

一般的な企業サイト(コーポレートサイト)の製作期間は、2カ月から3カ月程度です。たとえば一般的な中小規模の企業サイト(コーポレートサイト)であれば、そこまでページ数が多くないケースがあり、その分短い期間で製作が可能です。逆に大企業向けの企業サイト(コーポレートサイト)になると、取扱商品が多くなる傾向にあるためその分ページ数が多くなり製作期間も増えます。また、業界によっては日本語だけではなく外国語のサイトも作成しないといけないため、3ヵ月以上の製作期間がかかるケースもあります。

採用サイト

最近は、採用サイトを独自に制作し求人採用に力を入れている企業が増えてきました。専用の採用サイトがあることで独自の訴求ができるため、求職者は会社のイメージがしやすくなります。採用サイトもページ数によりますが、2カ月から3ヵ月くらいが制作期間となっています。

ホームページのページ数別制作期間

ホームページの内容によっても製作期間は異なりますが、ページ数の違いでも大きく異なります。当然、ページ数が多くなればなるほどホームページ製作期間は増加します。

5ページの情報量が少ないホームページ

簡単なホームページであれば、5ページ以内におさまる可能性があります。たとえば、トップページをはじめ、会社概要、事業内容、問い合わフォームなどの最低限必要な項目だけにすると5ページで完成します。5ページ以内のホームページの製作期間は長くても2カ月程度です。
ただし、5ページ以内だと最低限のものしかないため、ホームページがあるだけで集客には期待できない可能性があります。

10ページ程度のホームページ

通常のホームページであれば10ページくらいは考えておくべきです。トップページはもちろん、ニュースやブログ、理念、代表挨拶などを含めると10ページ程度にはなってきます。ページ数が増えれば増えるほど情報を多く提供できるため、アクセス数や問い合わせの増加につながります。10ページ程度のホームページであれば、製作期間は3カ月程度です。

100ページ以上の大規模なホームページ

大規模なホームページになると、100ページ以上が必要になってきます。たとえば多くの商品を取り扱っている場合、それぞれのページを作らなければなりません。ページ数にもよりますが、100ページの製作期間は9カ月程度です。一般的なホームページよりも製作期間はかなり長くなるため、商品数が多い場合は早めに進めていくようにしましょう。

システム開発を伴う大規模なホームページ

会社によっては、自社サービスをホームページで販売したいケースは多々あります。会員登録や買い物かごの設置が必須となりますが、いちからシステムを組み込む場合、かなりの製作期間を要することになります。一概には言えませんが、6カ月以上かかる場合もあります。今はECサイトに対応したパッケージがありますので、活用して時間短縮に繋げるのも手です。

ホームページ制作の流れについて

ホームページの制作期間は、打ち合わせからはじまり、テストを経て公開までのスケジュールがあります。どの段階でどれくらいの期間が必要なのかはホームページ制作会社や規模感によってそれぞれですが、どういう流れで進んでいくのかを知っておけば、よりイメージができるはずです。

打ち合わせ

ホームページを制作する場合、どこかの制作会社に問い合わせをするところからはじまります。気になるホームページ制作会社に問い合わせた後に、担当者から電話やオンライン、直接会っての打ち合わせの提案があるため、進めやすい方法を選びます。この際に、どのようなホームページにしたいのか、予算はどれくらいなどかを細かくヒアリングしてくれます。基本的に打ち合わせは1回で、多くても2回までとなっています。

見積もり

打ち合わせにて決まった内容をもとに、ホームページ制作会社が見積もりを作成します。ホームページ制作をお願いするにあたり、見積もりはとても大切な要素ではありますが、あまりにも価格重視にしてしまうと、思っていたものと違うものが完成する可能性があります。値段の安い高いだけではなく、担当者の対応や提案をしっかり聞いて判断するようにしましょう。見積もりに問題がなければ、ホームページ制作への準備へと進んでいきます。

サイト設計

見積もり等が終わりますと担当者は社内で情報を共有し、それぞれが役割を持って進めます。実際に作業を進めると、定期的に進捗の確認や意見交換等がありますので、適宜対応していきます。サイト設計では、ワイヤーフレームの作成やサイトマップの確認等を行います。

デザイン

ワイヤーフレームやサイトマップ等がしっかりかたまると、ホームページのデザインにとりかかります。打ち合わせで決めたデザインをデザイナーに共有し制作に取りかかります。デザインによって、ホームページの印象が大きく異なるため、重要なポイントです。

コーディング

デザインが完了すると、各ページのコーディングにとりかかります。ホームページによっては別途機能を追加するための開発が発生します。コーディングとは、プログラミング言語を使用し、ソースコードを作成することを指します。コーディングにより、パソコンやスマートフォンでホームページがキレイに閲覧できるようになりますので、どのホームページ制作でも必要な作業です。

テスト・公開

すべての工程が終わりましたら、実際に隅々までホームページをチェックして問題がないのかどうかを確認します。たとえば、誤字脱字の有無や誤った情報が掲載されていないか、スマートフォンで見ても問題ないのかどうかが該当します。テストが終わり、納品が完了すれば、ホームページが公開されます。その後は自社で運用したり、ホームページ製作会社に代行してもらったりします。

ホームページの製作期間で失敗しないためにやるべきこと

ホームページを制作すると決めてから完成して納品までに、かなりの期間が必要となります。何も知らずにホームページ制作会社にお願いをすると、希望日よりも公開が遅れてしまいトラブルにつながる可能性があります。できるだけ失敗しないように、事前にやるべきことがあります。

完成日を把握しておく

まずは、ホームページ制作会社に依頼する段階で、どれくらいの制作期間がかかるのかを知っておかなければなりません。LP(ランディングページ)だろうが企業サイト(コーポレートサイト)だろうが、1日や2日でできるものではないからです。ホームページ制作会社と打ち合わせの段階で、どれくらいで完成するのかを細かく確認しておくといいでしょう。

途中で追加注文をしない

ホームページ制作が進んでいる場合、すでに内容なども決まっているわけですから、相当なことがない限り大幅な日程変更はありません。しかし、後になって何らかのシステムを導入したい、ということになれば、それだけ納期が遅れてしまいます。どうしても必要なシステムがあるのでしたら、打ち合わせの段階でしっかり話しておくようにしましょう。

提案書を作っておく

本来であれば、ホームページ製作会社が先陣を切って打ち合わせを行い、さまざまな内容を決めていきます。その際に、事前にこのようなホームページにしたい、という提案書を作って提出しておきましょう。提案書の内容は、ホームページを作る理由や実現したいことなどをまとめておくと、制作会社の担当者も進行しやすくなります。

参考にしたいホームページをピックアップしておく

漠然とホームページを制作してほしい、となると、いちからイメージをしないといけないため、その分の時間がかかってしまいます。事前にたくさんのホームページを見て、こんなデザインにしたい、こんな構成にしたいというのをいくつかピックアップしておくといいでしょう。実際にあるホームページをイメージにするわけですから、口頭や書面で伝えるよりかも分かりやすいです。

決済権や決定権がある人を共有しておく

会社によっては、ホームページ担当、決済担当などに分かれているケースがあります。当然、決済権や決定権がない担当者とやり取りをしていても、確認の時間がどんどん増えてしまいます。ホームページ制作会社の担当者から、依頼者の担当者へ、そして決済担当者の返事が遅れると完成が遅くなります。できるだけ決済権や決定権がある人にもプロジェクトに参加してもらうか、やり取りしやすいような流れを作っておきましょう。

ホームページの製作期間を短くするためには?

ホームページ制作期間はある程度決まってはいますが、少しでも短くして公開を早めたいというケースもあるはずです。ここからは、ホームページの製作期間を少しでも短くするためのコツについてお話しします。

初回の打ち合わせをしっかりしておく

ホームページ制作期間を短くするためには、初回の打ち合わせを完璧にしておくことです。後になって機能の追加等があると、納期が大きくずれてしまうため、必要なものはしっかり相談しておくべきです。初回に内容をすべてかためておけば、納期遅延の可能性が少なくなります。

確認作業があればすぐに対応する

打ち合わせ後は、基本的にホームページ制作会社主導で動いていきます。しかし、途中の段階で依頼主に確認しなければならないケースがあります。たとえば、デザインや画像、テキストの確認などが該当します。また、打ち合わせで聞き逃したことを聞かれる場合もあります。その際に忙しいからと対応を後回しにしてしまうと、それだけ作業が遅れてしまいます。ホームページ制作会社から確認があれば、迅速に対応するようにしましょう。

提供する素材を準備しておく

ホームページの内容によっては、社内や人物などの画像・動画が必要になってきます。契約内容によってはホームページ制作会社が撮影してくれるケースはありますが、できるだけ素材は提供できる準備はしておくべきです。事前に画像や動画を共有しておけば、それだけの工数が減るため時間短縮に貢献できます。

目的をホームページ製作会社に伝えておく

ホームページの制作をするということは、なんらかの目的があるはずです。たとえば、会社をたちあげたのでそれに伴ってホームページが必要だったり、リニューアルだったりなどがあげられます。とくに、オープン日が決まっている場合は、それまでにホームページを公開しておかなければなりません。基本的にホームページ制作会社から目的は聞かれますが、その際にはしっかり伝えておきましょう。

まとめ

これからホームページを作りたい、でも実際にはどれくらいの製作期間が必要なのかを知っている人は少ないはずです。基本的にホームページは打ち合わせから完成まで2カ月~3カ月程度はかかるものだと想定しておいてください。会社の立ち上げに伴う場合や、リニューアルなど、指定日にホームページをオープンしたいと思うものです。ですから、かなり余裕をもって行動し、ホームページ制作会社に相談されることをおすすめします。

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