コラム

ネットショップ多店舗展開「展開方法を考える」

最近急増しているのが、ネットショップの多店舗展開に関する案件です。実店舗と同じように「店舗を増やすことによって、露出や接触回数を増やし、売り上げを伸ばす」という意味では、とてもよい戦略といえます。しかし、何の準備も戦略もたてずに、ただ多店舗展開するだけでは、売り上げを伸ばすどころか、経費が増えすぎたり、現在の店舗の売り上げまで落としてしまう可能性まであります。

どのような展開を行っていくのか、メリットとデメリットは何か、どうやって運営するのかなど、事前に整理したり、考えておくことが重要です。

そこでまず今回は、どのような展開が考えられるのか、主な展開パターンについてご紹介したいと思います。

どのような展開を行っていくのか

多店舗展開には、幾つかのパターンが存在します。
それぞれ、メリットとデメリットを簡単にご紹介しますので、希望されるパターンについて、改めて考えてみましょう。

  1. 現在、ショッピングモールに出店していて、違うショッピングモールにも出店する
    楽天に出店していて、次はYahoo!ショッピングに出店したいといったケースです。
    人通りの多い場所に複数出店するため、集客という意味では一番優位です。
    大手のショッピングモールへの複数出店であれば、それぞれに細かいルールは異なりますが、基本的に同じような考え方でシステムを利用することが可能なので、事務作業が混乱することも少ないでしょう。
    また多店舗展開するために利用できるシステムやサービスも多く、事務作業の負担が大きくなった場合の対応も、さまざまな選択肢から選ぶことができます。
    しかし一方で競合も多く、店舗が埋もれてしまう、価格競争に巻き込まれるといった問題への対策は、ショッピングモールごとに考えていかなければなりません。
  2. 現在、ショッピングモールに出店していて、独自のオンラインショップも構築する
    楽天などに出店していて、新たにショッピングカートシステム・サービスを利用し、独自ドメインなどで運営するといったケースです。
    独自ショップには、比較的、商品ページや一覧表示、コンテンツなどを自由に作り込むことができ、アクセスデータや広告の効果の分析がしやすいといったメリットがあります。
    顧客データをフル活用できるので、例えばカタログなどダイレクトメールを郵送することも可能です。
    しかし一方で、思い通りのシステムが見つからない、構築しようとすると初期費用がかかるといった問題があります。またショッピングモール側の顧客を独自ショップへ誘導することは規約違反になる場合もあるため、新規の集客への対策も必要となります。
  3. 現在、独自ショップを運営していて、ショッピングモールにも出店する
    独自ショップを運営していて、次は楽天に出店したいといったケースです。
    一番大きなメリットは、やはり集客でしょう。販売価格で勝負できる場合は、特に優位です。独自ショップを運営してきた方には驚異的かもしれません。
    また、システムが利用しやすく、サポートも充実しているため、事務担当者が代わっても安心です。
    しかし一方で、さまざまなルールに縛られることになります。今まで自由に運営してきただけに、負担に感じるかもしれません。
  4. 現在、ショッピングモールに出店していて、同じショッピングモール内で複数店舗展開する
    現在、独自ショップを運営していて、さらに独自のオンラインショップを複数店舗展開する

    商材のジャンルごとに店舗を分けて、それぞれの店舗を専門店化したい。
    同一商材を扱うが、別々の屋号で出店したいといったケースです。
    店舗が増えても、システムの処理手順が同じなので、事務作業の混乱はほとんどないでしょう。
    * 独自ショップの場合、同じシステム・サービスを利用した場合に限ります。
    しかし一方で、それぞれの店舗のイメージやコンテンツをしっかり作り込まなければ、同じ顧客を取り合っただけで終わってしまい、経費が増えた分、利益が減る可能性もあります。

多店舗展開のパターンについては、現在利用されているサービスと新たに利用するサービス、その利用状況により、選ぶべき道が異なります。もし構築や運営を業者に依頼する予定であるなら、新たなサービスを契約する前に相談することをおすすめします。

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