会社ホームページは自分で作れる?作り方や掲載すべき内容

目次

会社ホームページの重要性

ホームページを持つことは、会社が自己紹介をする大切な手段だと考えてください。これは、自分が友だちに自己紹介するのと同じです。自己紹介をすることで、友だちが自分のことをよりよく理解できるように、ホームページを通じて会社が何をしているのか、何を大切にしているのかを伝えることができます。そして、このホームページは24時間いつでも見ることができるので、夜遅くても早朝でも、いつでも自社の情報を見てもらうことができます。

会社ホームページのメリット・デメリット

ホームページにはメリットとデメリットがあります。それらを理解し、あなたの会社がどう利用するかを考えてみましょう。それでは、具体的にどんなメリットとデメリットがあるのか見ていきましょう。

メリット

①情報の更新

新しい商品や重要なお知らせがあるとき、ホームページを通じてすぐに情報を更新して伝えることができます。

②コミュニケーション

お客さんからの質問を受け付けるページを作ることで、お客さんとのコミュニケーションを深めることができます。

③常時利用可能

ホームページは24時間いつでも利用できます。これにより、時間に関係なく情報を見てもらうことができます。

デメリット

①コスト

ホームページを作って運営するためにはお金が必要です。ドメインやホスティングの料金、定期的なメンテナンス費用などが発生します。

②時間

ホームページの制作や更新、メンテナンスには時間が必要です。これらを行うためには自分自身で行うか、他の人に依頼する必要があります。

③専門知識

ホームページを作るための専門的な知識が必要な場合があります。このためには自分で勉強したり、専門家に依頼したりする必要があります。

会社ホームページ作成前に準備するもの

会社のホームページを作成する前には、準備が必要です。「サーバー」、「ドメイン」、そして「会社のロゴ」です。それぞれの役割をおさらいしていきましょう。

サーバー

ホームページをインターネット上で公開するためには、サーバーが必要です。サーバーは、ホームページのファイルやデータを保存するコンピューターのようなものです。これにより、ユーザーがインターネットを通じてホームページにアクセスすることができます。

ドメイン

ドメインは、ホームページのアドレスのようなものです。ユーザーは、ドメイン名を使ってホームページを見つけることができます。例えば、www.example.com のような形式です。適切なドメインを選ぶことで、ユーザーにとって覚えやすくアクセスしやすいホームページを作ることができます。

会社のロゴ

会社のホームページには、会社のロゴが欠かせません。ロゴは会社を識別し、ブランドイメージを伝えるために重要な役割を果たします。ユーザーがホームページを訪れた際に、ロゴを見ることで会社を簡単に認識できるようになります。

会社のホームページに必要なページや項目

会社ホームページには、以下のような情報が一般的に掲載されます。

基本項目

トップページ

ホームページの最初に表示されるページであり、会社の特徴や強みを分かりやすく伝える役割があります。魅力的なコンテンツや画像を使用して、訪問者の興味を引くことが重要です。

事業内容

会社が提供するサービスや商品の詳細情報を掲載します。飲食業ならメニューや料理の特徴を、建設業なら施工実績や技術力を詳しく説明します。訪問者が会社の事業内容を理解しやすくするため、具体的で分かりやすい情報を提供します。

会社概要

会社の基本的な情報を掲載します。会社名、設立年月日、所在地、代表者名などの基本情報に加えて、会社の理念やビジョン、経営方針なども説明します。訪問者が会社の信頼性や背景を理解できるよう、明確な情報を提供します。

代表メッセージ

会社の代表者からのメッセージを掲載します。また、経営理念やビジョン、お客様への思いなどを伝えることで、会社の信頼性や独自性をアピールします。

お知らせ・ニュース

会社の最新情報やイベント、キャンペーンなどを掲載します。新商品やサービスの発売情報や業界のトレンドなどを提供し、訪問者に最新の情報を伝えます。

お問い合わせ

訪問者が疑問や質問を気軽に送信できるフォームを設置するページです。名前、メールアドレス、お問い合わせ内容などの必要な情報を入力し、送信することで会社とのコミュニケーションを可能にします。返信の迅速な対応と丁寧な回答が重要です。

プライバシーポリシー、個人情報取扱いに関するページ

プライバシーポリシーは、個人情報の取り扱い方針やプライバシー保護に関する情報を掲載します。訪問者に対して個人情報が適切に保護されていることを示し、信頼感を高めます。情報収集や利用目的、個人情報の第三者提供に関する方針などを明確に説明しましょう。

追加項目

お客様の声・事例

実際のお客様の声や成功事例を掲載します。お客様の体験談や満足度の高い事例を共有することで、お客様に信頼性や効果の高さをアピールします。写真や具体的な内容を掲載し、訪問者が自社の製品やサービスをイメージしやすくなるよう工夫しましょう。

採用情報

会社の採用情報や募集要項、採用ポリシーを掲載します。求人募集の情報や応募手順を明確に伝え、興味を持った人々がスムーズに応募できるようにします。また、社員の声や福利厚生制度の紹介なども行い、魅力的な職場環境をアピールします。

よくある質問

よく寄せられる質問や疑問に対する回答を掲載します。事前に質問と回答を用意しておくことで、訪問者の疑問を解消し、スムーズな情報提供が可能となります。

社員の声

社員の姿やコメントを掲載することで、社内の雰囲気を伝えるとともに親近感を与えることができます。

ブログ

定期的に更新されるブログを掲載します。業界の最新情報やトピック、企業の取り組みなどを発信し、訪問者とのコミュニケーションを深めることができます。

■「【事例付】顧客に信頼される会社概要の作り方
■「【事例付】『お客様の声』の作り方と見本
■「【例文付】よくあるご質問・Q&A・FAQの作り方」も併せてお読みください。

会社ホームページの作成方法と選択肢

ホームページを作成するには、自分で作る方法と制作会社に依頼する方法があります。以下では、それぞれの特徴と利点について説明します。

自分でコーディングする(HTMLとCSS)

ホームページを構築するための基本的な言語であるHTMLとCSSを学び、自分でコードを書いてホームページを作成します。これには専門的な知識と時間が必要ですが、コストが押さえられるメリットがあります。

ソフトウェアを使って作成する

自分でホームページを作成する方法として、専用のソフトウェアを利用する手法があります。この方法では、特定のソフトウェアを購入し、パソコンにインストールして使用します。一般的にはホームページビルダーやBiNDupなどのソフトウェアがよく知られています。ただし、この方法はソフトウェアのインストールや設定が必要であり、ウェブに関する基本的な知識も必要です。自分でホームページを作成する場合には、事前に各ソフトウェアの特性や要件を調査し、自分に適したものを選ぶことが重要です。また、ホームページのデザインや機能に特定の要望がある場合は、それに対応できるソフトウェアを選択する必要があります。

コンテンツ管理システム(CMS)を使う

CMS(Contents Management System)は、ウェブサイト作成のための便利なシステムです。CMSを使う方法は、初心者にも利用しやすく、基本的な操作や編集が可能です。CMSの一つであるWordPressでは、数多くのテーマやプラグインが利用でき、ホームページのデザインや機能を柔軟にカスタマイズすることができます。例えば、テーマを選ぶことでホームページのデザインを簡単に変更することができます。また、プラグインを追加することで機能の追加や拡張も可能です。ただし、カスタマイズや特定の要件に合わせた機能追加をする場合には、専門的な知識やコーディングスキルが必要となることもあります。初めてCMSを使用する場合は、使い方を学ぶための説明書やマニュアルを参考にすると良いでしょう。

自社で作成するか?制作会社に依頼するか?

会社のホームページを自社で作成するか、制作会社に依頼するかは、企業の状況やニーズによって異なります。以下は、自社で作成することが考えられるホームページの一般的な例です。

小規模な企業や個人事業主

シンプルな会社情報やサービスの提供が主な目的

既存の取引先や顧客とのコミュニケーション

基本的な情報提供や問い合わせ先の提供が主な目的

以上のような場合には、自社でホームページを作成することが考えられます。ただし、企業のニーズや目標によっては、より高度なデザインや機能が求められる場合や、集客や売上向上を目指す場合には、制作会社に依頼することが適切です。

制作会社に依頼した時の費用相場

ホームページ制作の費用は、プロジェクトの規模や要件によって異なります。一般的な相場としては、以下のような価格帯が考えられます。

小規模なホームページ: ~50万円程度

ページ数が少なく、基本的なデザインと機能を持つシンプルなサイトです。

中規模なホームページ: 約50〜300万円程度

小規模なホームページに比べ、ページ数やコンテンツの量が多く、少しカスタマイズされたデザインや機能を持つサイトです。少し手を加える分、それなりに費用がかかるイメージです。

大規模なホームページ: 300万円以上

ページ数やコンテンツの量が非常に多く、高度なデザインやカスタマイズ、複数の機能を持つサイトです。大きなプロジェクトで、それに見合う費用がかかります。

ただし、これらの価格はあくまで一般的な目安であり、地域や制作会社によって異なることがあります。また、要件の追加や特別なサービスの提供などによっても価格が変動することがあります。

■「【2023年】ホームページ制作費用の相場は?種類・依頼先の内訳や費用を抑えるポイントを解説!」も併せてお読みください。

ホームページ制作に使える補助金5つ

ホームページ制作には、補助金を活用することができます。以下に、ホームページ制作に使える5つの補助金をご紹介します。

①IT導入補助金

A類型:30万~150万円未満の対象経費の1/2以内
B類型:150万~450万円以下の対象経費の1/2以内

②小規模事業者持続化補助金(通常枠)

最大50万円までの対象経費の2/3以内

③事業再構築補助金(通常枠)

従業員数によって異なる:
20人以下:100万円~2,000万円
21~50人:100万円~4,000万円
51~100人:100万円~6,000万円
101人以上:100万円~8,000万円
中小企業者等は対象経費の2/3(6,000万円超は1/2)
中堅企業等は対象経費の1/2(4,000万円超は1/3)

④ ものづくり補助金(通常枠)

従業員数によって異なる:
5人以下:100万円~750万円
6~20人:100万円~1,000万円
21人以上:100万円~1,250万円
小規模企業者・小規模事業者は対象経費の1/2
再生事業者は対象経費の2/3

⑤ 地方自治体の補助金・助成金

各自治体により異なるため、条件や額については自治体ごとに確認が必要です。

※補助金を受けるためには、それぞれの補助金制度や自治体のルールや条件を確認する必要があります。具体的な情報は、補助金を提供している機関や担当部署に相談しましょう。

公開後の注意点

ホームページを公開した後、以下のポイントに注意することが大切です。

ホームページの定期的な更新とメンテナンス

ホームページの定期的な更新は重要です。最新の情報を提供することでユーザーの関心を引き、興味を持ってもらうことができます。また、検索エンジンにとっても常に新しい情報を提供することが重要であり、順位の向上につながります。さらに、セキュリティの観点からも定期的な更新が必要です。古いバージョンのソフトウェアやプラグインは脆弱性を抱えており、最新のバージョンにアップデートすることでセキュリティを強化できます。

顧客対応とコミュニケーション

ホームページを通じての問い合わせやお問い合わせフォームからの連絡には迅速に対応しましょう。顧客とのコミュニケーションを大切にし、丁寧な対応を心がけましょう。顧客からの意見や要望にも真摯に向き合い、ホームページの改善に生かすことができます。

ドメインとサーバーの更新

ホームページの正常な運営を維持するために、ドメインとサーバーの更新も大切です。ドメインの有効期限が切れるとアクセスできなくなるため、期限の管理を忘れずに行いましょう。

Google アナリティクス4(GA4)の設置

ホームページをより良くするためには、アクセス解析が重要です。アクセス解析とは、訪問者の行動や興味を分析することです。これにより、ユーザーのニーズや行動パターンを把握し、改善策を考えることができます。例えば、どのページが人気なのかや、どのコンテンツが興味を引いているのかを知ることができます。その結果をもとに、ユーザーがより満足できるような改善を行い、使いやすさを追求し、利用者に良い体験を提供することを目指します。

まとめ

自社で作成するか、制作会社に依頼するかは、企業のニーズと状況によって異なります。重要なのは、ホームページを通じて効果的な情報発信や顧客との関係構築を行い、企業の成果に貢献することです。ウェブモ株式会社は制作会社としてご相談に応じていますので、選択に迷った場合はご相談いただくこともおすすめです。


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