コラム

上級SNSマネージャー養成講座 メリット&デメリット

公開:2021-01-08最終更新:2021-04-05いろいろ

企業SNSの運用には、基本的な知識を学ぶだけでなく、実務で活用できるスキルが必要です。先日ご紹介した「SNSマネージャー」には、企業SNSの運用管理に必要となるスキルを、実務で活用できるよう、座学だけでなく実践的なトレーニングによって習得できる「上級SNSマネージャー」という養成講座と資格があります。

そこで今回は、実際に上級SNSマネージャー養成講座を受講・受験して感じたメリット・デメリット・感想をまとめてみました。(SNSマネージャーについての説明と、初級の体験談については、「初級SNSマネージャー養成講座 メリット&デメリット」を併せてお読みください。)

体験談:上級SNSマネージャーを取得してみた!

メリット

  • 自社やクライアントを想定した状態で、実践する方法を学べる
  • 実務に必要不可欠な企画書やレポートの作成過程を体験できる
  • 現実的かつ具体的なKPI設定を学べる
  • 企画から結果の分析・改善案の提示まで、一連の流れが体感できる
  • 炎上に関する知識や危機管理体制についてガイドライン作成を含めて学べる

デメリット

  • 時間×体力×気力が必要
    講座時間内に学ぶだけでなく、講座時間外に課題をこなさなければならないので、仕事やプライベートとのバランスを考えて、受講予定を組む必要がある。
  • 専門用語の「意味が分かる」レベルだと厳しい
    講座や課題では、SNSマーケティングで使われる専門用語を利用する。広告・マーケティング・解析などの実務経験がなく、専門用語の意味を「知識」として知っているだけだと、より時間・体力・気力が必要になる。

感想

現在はオンライン中心の開催なので、初級と同じくオンラインで受講。定員5名と少人数のワークでした。人数が少ないので、ひとりひとり、丁寧な指導を受けることができます。

初級と異なり、テキストは使いません。受講生がそれぞれ「自分の会社やクライアントを想定し、企業SNSの基本方針となる運用企画書を作る」という実戦トレーニングに取り組みます。私の場合は実際の企業アカウントを使いましたが、実際の企業アカウントを利用できない方は「企業を想定しながら」個人アカウントで課題に取り組んでいました。

受講生はお互い、自分の提案や考えを発表し、フィードバックをもらいます。他の方の提案や考えを知ることもできるので、新しい発見がありますし、刺激もあります。初級SNSマネージャー合格者のFacebookグループがあるので、講座時間以外でも講師や他の受講生と交流できます。他の方が抱えている悩みに共感し、誰かが発信した最新情報を確認し、疑問点を気軽に質問できる。そんな情報交換の場があるのも、心強く思いました。

事前課題はDay2の講座終了まで続きます。「平日はTwitterを1日5回投稿」という条件を聞いたときは、正直戸惑いましたが、引用RT・コメントも1回とカウントされるので、思ったより苦痛には感じませんでした。「何をつぶやけば良いのか分からない」という方も、受講期間中に徐々に慣れるので、それほど大変ではないと思います。

中間課題と修了課題は、少し大変です。広告・マーケティング・解析などの実務経験がある場合は、課題のみに注力できますが、実務経験がないとひとつひとつの作業に時間がかかるかもしれません。そもそも調査したり考えたりする時間が必要なので、実務経験があろうと、一夜漬けでどうにかなるものではありません。受講期間中は課題に取り組むことができるよう、スケジュールをしっかり確保してから申し込むことを強くおすすめします。

初級取得の際は「頭の中が整理できた」と感じました。今回上級取得では、仕事の流れ・考え方・作業の進め方などが整理され、新しい情報・刺激・人脈を得たことにより「仕事の幅が広がった」と感じます。もちろん、修了課題の「運用企画書・運用ポリシー・危機管理方針書・SNS運用改善レポート・炎上事例レポート」が、そのまま実務に応用できるのも嬉しいポイントです。

「企業SNSを始めたもののうまく活用できない」「炎上が怖くてそもそもSNSに手が出せない」という声はよく聞きます。そんな企業やSNS担当者は、実際の一連の作業や考え方を体験・体感する講座として大きな価値があるのではないでしょうか。

上級SNSマネージャー養成講座と資格取得の詳細

養成講座の内容

自社もしくはクライアントのビジネスを想定したうえで、修了課題である「企画書・レポートの完成」に向け、実践的なトレーニングに取り組みます。

  • Twitterアカウントの運用を通じ、投稿頻度を保つために必要な要素を体感
  • 企業SNSの基本方針となる「運用企画書」作成過程を体験
  • 社内でSNSに関する情報を共有するための「最新トレンドレポート」作成過程を体験
  • 危機管理を学び、「運用ポリシー」「炎上事例レポート」作成過程を体験
  • 実際の投稿効果などを分析し、「SNS運用改善レポート」作成過程を体験

資格取得までの流れ

  1. 初級SNSマネージャーの資格を取得
  2. 一般社団法人ウェブ解析士協会のサイト上から、スケジュールを確認し、申し込む
  3. 費用を支払う(オンライン決済可)
  4. 事前課題を開始(Day2まで継続)
  5. Day1:1日目の講座を受講(現在はオンライン中心)
  6. Day2までに、中間課題を提出
  7. 【Day1から約2週間後】Day2:2日目の講座を受講(現在はオンライン中心)
  8. 【Day2から2週間以内】修了課題を提出
  9. 【修了課題提出から約2週間後】合否連絡、合格すると認定書が交付

申込:https://snsmanager.doorkeeper.jp/events/upcoming

課題の難易度:★★★★☆

事前課題・中間課題・修了課題を提出し、すべての課題において一定水準以上の成果物を提出した場合、合格と認定されます。

  • 事前課題
    Twitterで1日5回以上投稿
  • 中間課題
    運用企画書の作成
    SNS最新トレンドレポートの作成
  • 修了課題
    運用企画書の完成
    運用ポリシー・危機管理方針書の完成
    SNS運用改善レポートの作成
    炎上事例レポートの作成

講座・課題ともに実践的なトレーニングなので、既に企業SNSの運用や広告効果測定などを行っている方がつまずくことはないでしょう。
未経験の方や企画書・レポート作成が苦手な方には少し難しいかもしれません。しかし、課題に取り組む時間がしっかり確保できれば、クリアできるのではないでしょうか。

こんな方にオススメ

企業SNSの実務担当者や危機管理をしている方、SNSコンサルタントとして働きたい方などにおすすめです。

  • どのように運営・管理すればよいのか、実務を想定した具体的な実践方法が知りたい
  • SNS担当者やSNSコンサルタントとして、提出する企画書やレポートを作りたい
  • 現実的なKPIを設定するコツを知りたい
  • 企画から結果の分析・改善案を提示まで、一連の流れを知りたい・体験したい
  • 危機管理能力を高めたい、ガイドラインを作成したい
  • 炎上への備えなど、リスクマネジメントの実体と対策を知りたい
  • SNSに関して、実務で活用できるスキルを持っていることを証明したい
  • SNSを運営・管理する仕事に就職したい、異動したい、転職したい

費用:88,000円(税込)

以下の費用(講座・課題・認定料)が含まれます。

  • 講座(2日間)及び認定料:66,000円(税込)
  • 事前課題及び中間課題:11,000円(税込)
  • 修了課題:11,000円(税込)

ノートパソコン・スマートフォン・ネット環境などは自分で用意する必要があります。
課題に合格できなかった場合は、該当する費用を支払うことにより、再受験が可能です。
資格維持のための年会費は2021年まで無料、2022年以降は未定です。

参考サイト

SNSマネージャー養成講座 https://snsmanager.jp/
SNSマネージャー養成講座開催予定(Doorkeeper) https://snsmanager.doorkeeper.jp/events/upcoming
一般社団法人ウェブ解析士協会 https://www.waca.associates/jp/

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