コラム

チーフSNSマネージャー養成講座 メリット&デメリット

公開:2021-04-06最終更新:2021-04-06いろいろ

以前、企業SNSの基礎知識を学ぶ「初級SNSマネージャー」、企業SNS運用管理者として実務で必要なスキルを習得する「上級SNSマネージャー」、それぞれの養成講座受講・資格取得した体験談をご紹介しました。

今回はいよいよ、SNSマネージャー養成講座の認定講師となり、SNS運用を指導することができる「チーフSNSマネージャー」に挑戦です。チーフSNSマネージャー養成講座を受講・受験して感じたメリット・デメリット・感想をまとめましたので、ぜひご覧ください。

体験談:チーフSNSマネージャーを取得してみた!

メリット

  • SNSマネージャー養成講座の講師になれる
  • 教育カリキュラムが提供できる
  • 企業SNSを運用から危機管理まで、包括的に管理できる能力が身につく
  • 講座の内容はもちろん、企画から開催まで一連の流れを実践型研修で習得できる

デメリット

  • 時間×体力×気力が必要
    上級同様、講座時間内に学ぶだけでなく、講座時間外に課題をこなさなければならないので、仕事やプライベートとのバランスを考えて、受講予定を組む必要がある。
  • 専門用語の「意味が分かる」レベルだと厳しい
    生徒からの質問はテキストに載っていないような質問も想定される。SNSマーケティングで使われる専門用語を「知識」として知っているだけでなく、SNSのトレンドや自身の経験を例示し、端的に説明できるスキルが必要となる。
  • 「教える」経験を積むことが重要
    経験を重ねることによってカバーできるとは思うが、自分の持っている知識を「教える」のが難しい。ジャンルを問わず講師経験がある方のほうが取り組みやすいかもしれない。

感想

初級・上級同様、現在はオンライン中心の開催です。定員は5名ですが、私が受講した際は6名でした。チーフは特に、少人数開催によって得られるメリットが大きいと感じました。

Day1は、チーフ資格を取得することで得られる権利と義務の説明から始まります。チーフSNSマネージャーとしての心構えや、養成講座の方針を改めて伺うと、心地よい緊張感に包まれます。

続いてロールプレイングによる初級講座の実践型研修が始まりました。受講者が順番に講師役・生徒役をつとめます。講師役が初級SNSマネージャーのテキストを使用して問題を読み上げ、生徒役を指名。指名された生徒は本番を想定し、正解したりわざと間違ったり、テキストに書かれていないような質問をします。正解だけでなく、なぜその回答が間違っているのか解説しなければなりませんし、想定外の質問に対応するため、SNS全般の知識も必要です。SNSの用語説明を求められることもありました。初級・上級で得た知識を本当の意味で理解しているか、資格取得後も知見を広げているか、問われているように思いました。

SNSの知識だけではありません。決められた時間内に講座を終えなければならないため、要旨をまとめる必要があります。かといって淡々とこなすのではなく、自身の経験や話題になっているSNSに関するニュースなどを盛り込み、受講者の関心を喚起する工夫も求められます。「人に教える」ことが、私にとって難しい課題となりました。ジャンルは問わず、講師経験のある方であれば、その点はクリアしやすいのかもしれません。

私の場合は、Day1終了後の中間課題「初級の養成講座を開始する前に受講者の関心を喚起するために使用するスライドの作成」にも試行錯誤しました。「他の人とかぶらない話題を選びたい。今から初級を受講する人でも理解できる内容・プラットフォームを選びたい。」とかなり時間をかけて作りましたが、Day2で発表した際には「自分の体験をふまえたほうが良いのでは?」といったフィートバックがありました。他の受講生の実演にも、話題やプラットフォームの選び方・話の展開など参考にしたい点が多く、改めて「教える」ことの難しさに気づきました。

Day2・Day3終了後の課題「過去、上級で実際に提出された課題を使ったフィードバックワーク」では、運用企画書・炎上レポート・運用レポート・トレンドレポートのフィードバックを行います。唯一解があるわけではなく、またいずれかひとつのレポートだけを見て判断できるものではありません。想定している企業・業界・抱えている課題を知り、目的とKPIに矛盾点がないか確認し、現実に即して有用か考え、自身の経験もふまえてフィードバックしなければなりません。資格取得のために「今だけ学ぶ」のではなく、SNSの知識や情報、データ解析など、ずっと勉強を続けていかなければならないのだと思いました。

全体を通して、とにかく実践で叩き込まれるような講座でした。受講生に「教える」ためには、自身が「理解した」と感じるよりも、広く深い知識や理解が必要なのだと思います。個人で活動するのとは異なり、「SNS養成講座の中の人」としての自覚も必要です。「SNS運用により企業活動をサポートしたい」という想いが根底に必要なのだと感じました。

一緒に受講した方々は、チーフまで受講するだけあって、熱心な方が多く、刺激があります。嬉しい横のつながりができました。私も今後は「チーフSNSマネージャー」として、活動していきたいと思います。

チーフSNSマネージャー養成講座と資格取得の詳細

養成講座の内容

ロールプレイングを重ね、SNSマネージャー養成講座の講師として必要なスキルを身につけます。修了課題である「オリジナルオンライン講座の開催」までを体験する実践型研修です。

  • 初級養成講座・上級養成講座を再現することにより人材育成に必要なスキルを習得
  • オリジナル講座を開催するための「企画書」作成
  • 講座冒頭で生徒の興味を引き出すための「スライド」作成
  • 過去、上級で実際に提出された課題を使った「フィードバックワーク」
  • 企画した「オリジナル講座」開催

資格取得までの流れ

  1. 初級SNSマネージャーの資格を取得
  2. 上級SNSマネージャーの資格を取得
  3. 一般社団法人ウェブ解析士協会のサイト上から、スケジュールを確認し、申し込む
  4. 費用を支払う(オンライン決済可)
  5. 事前課題を開始(Day3まで継続)
  6. Day1:1日目の講座を受講*
  7. 中間課題1
  8. 【Day1から約1週間後】Day2:2日目の講座を受講*
  9. 中間課題2
  10. 【Day2から約1週間後】Day3:3日目の講座を受講*
  11. 【Day3から1週間以内】修了課題(フィードバックワーク)を提出
  12. 【修了課題(フィードバックワーク)提出から約2週間後】合否連絡、合格すると認定書が交付
  13. 【合格後2週間以内】修了課題(オンライン講座の開催)

*現在、講座はすべてオンライン中心です。

申込:https://snsmanager.doorkeeper.jp/events/upcoming

課題の難易度:★★★★☆

事前課題・中間課題・修了課題を提出し、すべての課題において一定水準以上の成果物を提出した場合、合格と認定されます。上級は内容より課題の量に戸惑いましたが、チーフは課題の量より内容の難しさがネックとなりました。課題に取り組む時間をしっかり確保することをオススメします。

事前課題

  • Twitterで1日5回以上投稿
  • 初級SNSマネージャーテキスト確認(復習)

中間課題1

  • 初級SNSマネージャー養成講座動画視聴(復習)
  • 初級SNSマネージャー養成講座指導の際、受講者の関心を喚起するために使用するスライドの作成
  • チーフSNSマネージャー合格後に開催するオンライン講座の「企画書」作成

中間課題2

  • 上級SNSマネージャー養成講座スライド確認(復習)
  • 過去、上級で実際に提出された課題を使ったフィードバックワーク(1名分)

修了課題

  • 過去、上級で実際に提出された課題を使ったフィードバックワーク(3名分)
  • オンライン講座の開催

こんな方にオススメ

講師を目指す方だけではなく、企業にとってSNS運用に有用な人材を育てたい方、マネジメント能力を高めたい方にもおすすめです。

  • SNSマネージャー養成講座の講師になりたい
  • 教育カリキュラムを組んで、SNS運用に有用な人材を育てたい
  • 企業SNSを運用から危機管理まで包括的に管理できる人材になりたい
  • SNSマネージャー発展に尽力したい
  • SNS運用におけるマネジメント能力があることを証明したい
  • SNSを運営・管理する仕事に就職したい、異動したい、転職したい

費用:165,000円(税込)*

講座(3日間)・課題・認定料が含まれます。
ノートパソコン・スマートフォン・ネット環境などは自分で用意する必要があります。
*2021年4月現在、上級SNSマネージャーを決められた期間内に取得した方の限定価格

参考サイト

SNSマネージャー養成講座 https://snsmanager.jp/
SNSマネージャー養成講座開催予定イベント(Doorkeeper) https://snsmanager.doorkeeper.jp/events/upcoming
一般社団法人ウェブ解析士協会 https://www.waca.associates/jp/

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