コラム

<EC-CUBE入門>図解で簡単!インストール方法を紹介

ウェブモは「EC-CUBE」のインテグレートパートナーとしてECサイト構築を行っています。
そこで「よくあるご質問」を数回に分けて、ご紹介しています。今回は第2回目です。
※おもに3系をベースとして記述します。
第1回 基本機能とメリット・デメリットを解説

EC-CUBE(イーシーキューブ)を利用するためには、まず最初にEC-CUBEをインストールする必要があります。
そこで今回は、さくらのレンタルサーバ・ロリポップ!・エックスサーバーを例にとり、レンタルサーバで用意されているインストーラーを利用し「初心者でも失敗しにくいEC-CUBEのインストール方法」を紹介します。

インストールの流れ

インストールには大きく分けて3つの段階があります。

【step1】データベースの新規作成
【step2】プログラムファイルをサーバに設置する
【step3】インストールの実行

すべて手動で設定する場合、「step2」だけでも、以下の手順が必要となります。

  1. EC-CUBEの新規メンバー登録(会員登録)
  2. プログラムファイルをダウンロード(無料)して解凍
  3. ファイルをサーバにアップロード

しかしこの方法は、ファイルのアップロードに時間をとられたり、アップロードの失敗などによりエラーが発生する場合があります。レンタルサーバのインストーラーを利用すれば、手順が簡略化され、すぐに使い始めることができます。

なおデータベースはMySQLを使用し、EC-CUBE専用のデータベースを新規作成する前提で説明します。インストーラーで同時に作成することも可能ですが、今回は最初に作成します。データベースの情報は後ほど使用するので、忘れないようにメモしておきましょう。

【事前に】インストールする環境を確認・用意

インストールには、利用する環境がEC-CUBEのシステム要件を満たしている必要があります。既に利用しているサーバにインストールしたい場合は、要件を満たしているか確認しましょう。

これから契約する場合は、EC-CUBEが推奨するオフィシャルパートナーもしくは動作検証済レンタルサーバを利用するとよいでしょう。特にオフィシャルパートナーには、今回ご紹介するインストーラーが用意されていたり、マニュアルが充実しています。

サーバが用意できたら、ドメインやSSLを設定しておきましょう。

契約プランに注意

同じレンタルサーバでも、契約プランによりEC-CUBEが利用できるか否か、状況が異なるため注意が必要です。
例えば「さくらのレンタルサーバ」ではスタンダード・プレミアム・ビジネス・ビジネスプロ・マネージドなど、ほとんどのプランで利用できますが、ライトプランでは利用できません。「ロリポップ!」でもライト・スタンダード・エンタープライズは利用できますが、エコノミープランでは利用できません。

さくらのレンタルサーバ「クイックインストール」

【step1】データベースの新規作成

サーバコントロールパネルにログインします。

アプリケーションの設定 > データベースの設定を選択し、<データベースの新規作成>を選択します。

  1. データベース名を入力
  2. 接続用パスワードを入力
  3. 「同意する」にチェック
  4. <データベースを作成する>ボタンをクリック

データベース一覧に移動するので、新規作成されたことを確認しましょう。

続いてtimezoneを設定します。
アプリケーションの設定 > PHP設定の編集を選択します。

「date.timezone = Asia/Tokyo」と入力し<保存する>ボタンをクリックします。

【step2】プログラムファイルをサーバに設置する

運用に便利なツール > クイックインストールを選択します。
カテゴリメニューから<EC>を選択し、インストールメニューから<EC-CUBE>を選択します。

  1. ライセンス・インストール規約・注意事項を確認し、同意できれば「確認」にチェック
  2. インストール先のドメインを選択し、プログラムファイルを設置するフォルダ名を入力
  3. EC-CUBE用に作成したデータベースを選択
  4. EC-CUBE用に作成したデータベースのパスワードを入力
  5. テーブルの接頭語を入力
  6. <インストール>ボタンをクリック

EC-CUBEインストール完了画面が表示されるので<アプリケーションの設定へ進む>を選択します。

【step3】インストールを実行する

ようこそ画面が表示されるので、<次へ進む>ボタンをクリックします。
権限チェックの内容を確認し、さらに<次へ進む>ボタンをクリックします。

  1. EC-CUBEに設定する店名・受注メールを受け取るメールアドレス・EC-CUBEの管理画面にログインする際のログインIDとPWLを入力
  2. 管理画面用のディレクトリ(フォルダ名)を入力
  3. SSLを使用する場合は「サイトへのアクセスを、SSL(https)経由に制限します」にチェック
  4. <次へ進む>ボタンをクリック


EC-CUBE用に作成したデータベースの設定値を入力します。

  1. データベースの種類は、MySQLを選択
  2. データベースのホスト名に、データベースサーバ名を入力
  3. データベース名に、データベース名を入力
  4. ユーザ名に、データベース名を入力
  5. パスワード名に、データベースパスワードを入力
  6. データベース名に、データベース名を入力
  7. <次へ進む>ボタンをクリック

データベースの初期化画面が表示されるので、<次へ進む>ボタンをクリックすると初期化が始まります。

完了メッセージが表示されたら、インストールは終了です。

参考:さくらのレンタルサーバ「クイックインストール」のマニュアル

ロリポップ!「簡単インストール」

【step1】データベースの新規作成

ユーザー専用ページにログインします。
サーバーの管理・設定 > データベースを選択し、<データベース作成>を選択します。

  1. データベース名を入力
  2. 接続パスワードを入力
  3. <作成>ボタンをクリック

データベース一覧に移動するので、新規作成されたことを確認しましょう。

【step2】プログラムファイルをサーバに設置し、同時にインストールを実行する

サイト作成ツール > EC-CUBE簡単インストールを選択します。

  1. インストール先のドメインを選択し、プログラムファイルを設置するフォルダ名を入力
  2. EC-CUBE用に作成したデータベースを選択
  3. EC-CUBEに設定する店名・受注メールを受け取るメールアドレス・EC-CUBEの管理画面にログインする際のログインIDとPW・管理画面用のURLを入力
  4. <入力内容確認>ボタンをクリック

php.iniの設定に変更が必要な場合は、確認画面へ移動せず、変更が必要な項目と変更内容が表示されます。
項目名と変更後の設定に表示されている内容をメモしてから、<php.ini設定へ>ボタンをクリックします。

php.iniの設定画面に移動するので、先ほど表示された項目を指示通り変更し、<php.iniを設定する>ボタンをクリックします。
<簡単インストールに戻る>ボタンをクリックし、改めて先ほどの内容を設定し直します。


確認画面が表示されたら内容を確認し、問題なければ「承諾する」にチェックし、<インストール>ボタンをクリックします。

完了メッセージが表示されたら、インストールは終了です。

参考:LOLIPOP!「簡単インストール」のマニュアル

エックスサーバー「自動インストール」

【step1】データベースの新規作成

サーバーパネルにログインします。
データベース > MySQL設定を選択し、「MySQL追加」タブを選択します。

  1. データベース名を入力
  2. <MySQLの追加(確認)>ボタンをクリック

確認画面が表示されるので<MySQLデータベースの追加(確定)>ボタンをクリックします。

再度、データベース > MySQL設定を選択し、「MySQLユーザ追加」タブを選択します。

  1. MySQLユーザIDを入力
  2. パスワード・パスワードの確認を入力
  3. <MySQLユーザの追加(確認)>ボタンをクリック

確認画面が表示されるので<MySQLユーザの追加(確定)>ボタンをクリックします。

「MySQL一覧」タブを選択します。


作成したデータベースの「アクセス権未所有ユーザ」から、先ほど作成したユーザを選択し<追加>ボタンをクリックします。

「MySQL一覧」タブを選択し、データベースにユーザが登録されたことを確認しましょう。

【step2】プログラムファイルをサーバに設置し、同時にインストールを実行する

ホームページ > 自動インストールを選択します。
インストールを行うドメイン名の「選択する」をクリックします。
自動インストール画面が表示されたら「プログラムのインストール」タブをクリックし、EC-CUBEの<インストール設定>ボタンをクリックします。

  1. インストール先のドメインを選択し、プログラムファイルを設置するフォルダ名を入力
  2. EC-CUBEに設定するショップ名・受注メールを受け取るメールアドレス・EC-CUBEの管理画面にログインする際のログインIDとPW・管理画面用のURLを入力
  3. 「作成済みのデータベースを利用する」を選択
  4. EC-CUBE用に作成したデータベース、データベースユーザ名を選択し、データベース用パスワードを入力
  5. <インストール(確認)>ボタンをクリック

確認画面が表示されたら内容を確認し、<インストール(確定)>ボタンをクリックします。

完了メッセージが表示されたら、インストールは終了です。

参考:XSERVER「自動インストール」のマニュアル

バージョンに注意

レンタルサーバのインストーラーは、レンタルサーバ側で用意しているバージョンのEC-CUBEをインストールします。2系と3系がそれぞれ用意されている場合、2系で構築してしまうと3系へアップデートするのは困難なので注意しましょう。

同じ3系でも、最新版がインストールされるとは限りません。インストール後、マイグレーション機能を利用してアップデートを行いましょう。

レンタルサーバのインストーラーを利用しない場合

手動インストールする場合は、EC-CUBE開発ドキュメント・マニュアルのインストール方法やEC-CUBE開発コミュニティの過去ログを参照するとよいでしょう。

EC-CUBEを無料ダウンロードでは、3系の最新版だけでなく、サポート期間延長中の2系のバージョンもダウンロードすることができます。最新版以外を利用する場合は、脆弱性リストも同時に確認対応しましょう。

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