コラム

ネットショップ運営ノウハウ「競合に対する思い込み」

あなた自身が、ネットで商品を購入するとき、どのような手順で購入に至りますか?いくつかの店舗をめぐり、商品内容や価格、送料や納期など見比べて、気に入ったものを購入するのではないでしょうか。

自社商品・サービスは、どのようなお店・企業と比較されるのか。
この商品・サービスを売るために、競合は何をしているのか。その努力はどんな成果を挙げているのか。
ネットショップを運営をするうえで、敵を知ること=競合調査は非常に重要です。

もちろん「既に調べている。同じ商品の売り上げがよい人気店は調査分析している。」という方も多いでしょう。
しかし、ちょっと待ってください。

まったく同じ商品や、似たサービスを取り扱うライバルだけを、競合と考えていませんか?
もっと意識すべき競合はありませんか?

コーヒーのライバルはコーヒー?

例えば、コーヒーのオリジナルドリップバッグ制作を商材として考えてみましょう。

オリジナルドリップバッグ制作、オリジナルコーヒー制作、名入れコーヒーなど、ネットで検索するとたくさんのお店が出てきます。もちろん、これらの店舗は競合として調査すべき対象です。
しかし、ライバルは同じように、オリジナルのドリップバッグを制作しているお店だけなのでしょうか?

重要なのは、この商品を買いたいと思うのが

  • どんな人か
  • どんな時か
  • 何のために購入するのか

想像することです。

オリジナルドリップバッグ制作の場合、

  • 最少ロットは1,000個=個人ではなく、企業やお店といった法人
  • 日常的ではなく、開業・開店・記念式典・イベントなど
  • ノベルティ・粗品・記念品として使うため

といった客層が想定されます。

オリジナルドリップバッグ制作を行う「名入れコーヒー.com」のキーワードボリュームを見てみましょう。

実際に「ノベルティ ボールペン」、「ノベルティ タオル」などがヒットしていることが分かります。

注目すべきは「ノベルティ 人気」「粗品 人気」といったキーワードです。
手土産でさえ「つまらないものですが」が禁句の今、ちょっと気のきいた粗品を用意したい。
ささやかだけど、心に残るノベルティを用意したい。
他の人達は、何を選んでいるんだろう。何が人気なんだろう。
そんな光景が目に浮かびます。

つまり、オリジナルドリップバッグ制作だけではなく、ボールペンやタオル・お菓子など、ノベルティや粗品を作っているお店も競合として調査・分析すべき対象なのです。

「名入れコーヒー.com」の場合は、TOPページやブログに、タオルやボールペンと比べたメリットを記載することで、最初はノベルティとしてコーヒーを検討していなかった方にも、分かりやすく、オリジナルドリップバッグのよさを伝える方針をとりました。

結果、お客様の声を聞くと、
「オリジナルドリップバッグ制作なんて知らなかった」
「人と被らないノベルティが欲しくて探していた」
という声が多く、もともと「オリジナルドリップバッグ制作を検討していた」という方はほとんどいませんでした。

ライバルを見極めることで商機をつかむ!

オリジナルドリップバッグのように、ニッチな商品の場合、まず「商品に気づいてもらう」「選択肢に入る」ことが必要です。
ライバルをオリジナルドリップバッグ制作業者だけに限らず、他の競合を意識・調査・分析することで、お客様へのより適切なアピールが導けたといえるでしょう。

ウェブモにご相談いただくお客様にヒアリングしていると、まったく同じ商品や、似たサービスを取り扱うライバルだけを、競合と考えている方が非常に多くいらっしゃいます。

どんな人が、どんな時に、なんのために購入するのか、改めて考え直してみてください。
もしかすると、もっと意識すべき競合が見えてくるかもしれません。

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