コラム

ネットショップ開業準備「楽天?自社サイト?出店方法決定」

2015-05-18 |新規開業

オンラインショップを出店するためには、どこに出店するのかという選択を行わなければなりません。
人通りの多いショッピングモールに出店するのか、独自に顧客を囲い込める自店舗をかまえるのか。ショッピングモールであれば、どのショッピングモールを選ぶのか。自店舗であれば、どのようなシステムを構築するのか。

これらの選択肢には、それぞれメリットとデメリットがあるため、一概にどれが正解とはいえません。
しっかりと調査したうえで、「どんな商品をどのように宣伝広告し、どのように売るのか」「現実的に考えて、どんな運営が可能なのか」「将来的にどんな店舗展開をしていきたいのか」「初期費用とランニングコストのバランス」など、自社の取扱商材や運営・方針にあった選択肢を選ぶようにしましょう。

どこに出店するのか、主な選択肢

  1. ショッピングモールに出店する
    楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazon、DeNAショッピング、ポンパレモールなど、ショッピングモールに出店する方法です。
    何よりも「人通りが多く、集客しやすい」という非常に大きなメリットがあります。モール内で流通するポイントには、リアル店舗での利用や他のサービスとの連携など付加価値が増え続けており、モールによる顧客の囲い込みは強くなる傾向にあります。
    また販売に必要な標準的な機能がすべて用意されているため出店しやすく、店舗の作り方や運用の仕方など、サポート面で安心です。オプションも多く、決済や物流、梱包資材の手配にいたるまで、モール側のサービスを利用することも可能です。さまざまな外部サービスが対応しているので、利用したい時に選択肢が多いことも大きな魅力のひとつでしょう。初めてネットショップを出店する方や頻繁に担当者が代わる環境でも安心して利用することができます。

    しかし一方で、モール内での勝ち残りが難しく、価格競争に巻き込まれたり、広告の費用がかさむケースも少なくありません。モールで用意されている機能のカスタマイズができないため、運用方法によっては、事務が煩雑化してしまうケースもあります。
    またモール内で取得した顧客データはあくまでそのショッピングモール内での利用に限られ、例えば外部リンクの利用、DMによる自社サイトへの誘導などはガイドライン違反となることが多く、自店舗での顧客囲い込みという意味では弱い傾向にあります。
    初期費用に加え、月額費用や手数料などランニングコストが負担となる場合もあります。

    ショッピングモールへ出店する場合は、顧客層やルール・ガイドラインなどをしっかり調べ、取扱商材にあった、運用面で無理がないモールを選ぶようにしましょう。

  2. 独自のオンラインショップを出店する
    ショッピングモールへ出店せず、自社で独自に店舗をかまえる方法です。独自ドメインによる運営も可能です。

    • すべて自社で独自にフルスクラッチ開発する方法
    • EC-CUBEやZen-Cartなど無料のオープンソースを利用して構築する方法
    • カゴラボやEC-Orangeなどのように構築された有償パッケージを利用する方法
    • Makeshopやカラーミー、ショップサーブなどショッピングカートをレンタルする方法

    などが主流となっています。

    いずれも、自社で独自に集客施策をたてなければならないという大きな問題を抱えていますが、ショッピングモールに比べ、自由度が高く独自性をだしやすい傾向にあります。アクセスデータや広告の効果の分析もしやすく、顧客データがフル活用できるので、例えばターゲティングしてカタログなどダイレクトメールを郵送するなど、自由な戦略を立てることも可能です。

    特にフルスクラッチによる開発は、デザインやレイアウト、コンテンツなどを自由自在に作り込むことが可能で、既に運営に利用している基幹システムや今後利用したいシステムなどとの連携もはかれます。必要な時に必要な機能を、予算に応じて自由に組み込むことができるのは大きな魅力といえるでしょう。ただし機能が多ければ多いほど初期費用はかさみ、導入までの期間は長くなります。また、サーバ・システムなど、普段の保守管理が必要となります。

    オープンソースによる構築も、カスタマイズによって、デザインやレイアウト、コンテンツなどを作り直したり、必要な機能を追加することが可能です。内容によっては、他のシステムなどとの連携もはかれます。ただしこちらも、カスタマイズが多ければ多いほど初期費用はかさみ、導入までの期間は長くなります。また、サーバ・システムなど、普段の保守管理も必要となります。

    ショッピングカートをレンタルする方法は、自由度が低くなり、機能の追加やカスタマイズはほぼできませんが、初期費用・ランニングコストが安く、簡単に導入することが可能です。保守管理も不要で、サポートが利用できるサービスも多く、EC初心者にも安心です。外部サービスが利用できる場合もあります。

    独自のネットショップをつくる場合は、商品を販売・ショップを運営するうえで、現在だけでなく将来的に必要となる機能をしっかり洗い出し、その内容にあったツールを選ぶようにしましょう。また、どのような集客施策をとるのか最初から考えておくことが重要です。

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