会社のホームページがまったく活用できていない、全然集客に結びつかない、失敗した!
そんな悩みの原因が「そもそも、制作前の選択を間違えていた」ことによるケースが後を絶ちません。
一番よくあるターニングポイントが「誰が、制作するのか」という選択肢です。
「誰が正解で、誰が間違い」という正解があるわけではありません。
しかし、あまりに安易に選択されることが多く、かつ各選択肢の持つ問題点を理解せず進行したことにより、結果的に「失敗した」と後悔する方が非常に多いようです。
よくある失敗例をとりあげますので、失敗したからリニューアルしたい方はもちろん、これからホームページを新たに作成する方も、ぜひ参考にしてみてください。
目次
失敗する理由「あるある3つのパターン」
Case 1 知識はないが、自分や社員が頑張る
予算をかけたくないし、ホームページの作り方という本やサイトはたくさんある。
簡単にできそうだ。難しくはないだろう。面白そうだ。
個人のホームページやSNSは頻繁に更新している。
そんな安易な気持ちで始めたが、実際は「仕事の合間」しか作業ができず、全然進まない。
未完成のまま、1年2年、経ってしまった。
完成したが、全然、更新できていない。
最初は勉強したが、更新する頃には、どうやって作ったか、忘れてしまった。
本業が忙しくなり、更新する気力も体力も時間もない。
いつの間にかSNSだけ更新していて、ホームページの情報が古い。
【見落としがちな落とし穴】
- 費用としてはゼロ円だが、時間・人件費がかかっている。業者に頼んだほうが、結果的に安上がりだった。
- ホームページを作ることに精一杯で「とりあえず」の出来栄えになってしまった。
- 技術としては、本やWEBから学んだが、知識や経験がないので、ホームページが有用に機能していない。
- 時間をかけて作り上げただけに、根拠のない思い込み、間違った思い入れが強いことが多く、リニューアルしても、同じ過ちを繰り返す可能性がある
Case 2 詳しい知人・できるスタッフに頼む
知り合いで少し詳しい人が「安くできるよ」と言ったので、とりあえずお願いした。
アルバイトや、インターンで通ってくる学生が「詳しい」と言ったので、喜んで頼んだ。
ホームページ制作会社に勤めている友人に「プライベートで安く」作ってもらった。
最初は見栄えもよく、更新も同じ人にお願いしていた。
しかし、作ってくれたスタッフが会社を辞めてしまった。
作ってくれた知人や友人が忙しくなり、更新を断られた。
更新してくれると言っているが、何か月経っても更新されない。でも、知人・友人なので、督促しにくい。
安い費用で頼んでいるので、結果が気に入らなくても、相手に気を遣ってしまい、言いにくい。
SEOや集客を考えてくれているか、ホームページの効果がでているのか、聞きづらい。
【見落としがちな落とし穴】
- 費用は安くあがったが、相手の気持ちや時間的余裕を考えると、要望をしっかり伝えられない。
- 知人やスタッフが去ったら、誰も更新できる人がいなくなってしまった。
- 知人やスタッフと連絡がとれなくなり、ドメインやサーバの情報すら分からなくなった。
- 友人や知人との関係性を考えると、リニューアルに踏み切れない
Case 3 とりあえず「安さ」重視
初期費用が格安、月々の利用料も無料という安さに惹かれて、格安サービスを採用した。
初期費用無料、CMSを使っても月々数千円の利用料と知って、インストール型サービスを契約した。
広告を出稿すれば、もしくは何かを契約すれば、無料でホームページを作ると聞いて、依頼した。
手軽にキレイなホームページが手に入り喜んでいた。
しかし、テンプレートを使用しているせいか、他にもよく似たサイトが多いことに気づいた。
修正可能な箇所が限られ、自分の好きなようにカスタマイズできない。
サーバの環境が悪く、表示にひどく時間がかかる。
管理画面が重い、使いにくい、更新しにくい。
SEOのために、コードを書き換えたくても書き換えられない。
【見落としがちな落とし穴】
- 費用は安く抑えたつもりだったが、ずっと支払い続けているので、結果的に割高になってしまった。
- テンプレートを利用しているため、サービスを乗り換えたり、契約を打ち切ると、デザインが使えなくなってしまう。
- リニューアルするため、他のサービスに乗り換えようとしたが、データが一括ダウンロードできなかった。サイトの中身が消えてしまった。
- サービスを乗り換えたら、今まで使っていたURLが使えなくなり、名刺やパンフレット・チラシなど、印刷物も変更しなければならなくなった。
誰が作るのか、誰に依頼するのか、失敗パターンも知ったうえで選ぼう
ホームページを自分で作成したり、友人・知人に作ってもらったり、格安サービスなどを利用することは悪いことではありません。高いお金を出して失敗したくない、できれば安く作りたいと思うのも当然です。ぜんぜん知らない人に頼むぐらいなら、知り合いに頼みたい、自分で作りたいと思う人もいるでしょう。
しかし、会社や企業、店舗などビジネスのためのホームページは、会社の財産です。
「作って終わり」「あればいい」というものではありません。
会社の営業窓口となり、集客する・売上をあげる・顧客化する・信頼性を得るなど明確な目的があります。
初期費用がかさんでも、運用しやすいサイトをつくることにより、ランニングコストを抑え、結果的に割安となる場合もあります。
目先にかかる費用に踊らされれば、目的を見失う可能性があります。それぞれの失敗しやすいパターンを知り、費用対効果を考慮することにより、失敗しないホームページ作成を目指しましょう。
【補足】ホームページの制作を業者に依頼する時は
「ホームページ制作会社」といっても、SEOが専門、広告運用が得意、デザイン性が高いなど、各社が得意とする分野はさまざまです。電話したり、直接会って話してみて、納得できる制作業者にホームページ作成を依頼しましょう。
見積りは、集客や売上など「目標」を明確に伝え、どのような方法をとるべきか相談したうえで依頼すれば、より正確な見積りが得られ、よりよい成果物が得られます。
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