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メルカリに学ぶECサイト運営~感想編~
- Web制作全般
年始にテレビ番組で紹介されたり、昨日開始となった匿名配送サービスがニュースになるなど、何かと話題のメルカリ。今回は、前回に引き続き、出品してみた体験談と、個人的にメルカリのよいと思った点にふれてみたいと思います。
* 「メルカリに学ぶECサイト運営」も併せてご覧ください。
購入から振込申請まで、ストレスレス
出品が完了すると、あっという間に「いいね!」が増えて、速攻で価格交渉が始まりました。
すぐに売りたかったのでOKすると、すぐに購入。
あっという間に終わり、気分よく配送準備整えて、待つこと3日。
ところが!決済期限の間に決済されず…。
購入者とも連絡がとれなくなったので、キャンセルした後、再出品。
今度は無事、支払までたどり着くことができました。
翌日早速、ひと言添えて梱包し発送し「発送通知」→ 商品が購入者に届き、商品に問題がないことを確認したら「受取評価」→ 出品者である私が「購入者を評価」して取引完了です。
優れているのは、これらのインターフェイスが非常に分かりやすく、また取引完了してはじめて売上となること。受取通知をキーにして取引完了とするのではなく、購入者の評価を行うポイントで取引完了とすることにより、評価を集めやすいのではないでしょうか。
また、売り手と買い手の評価は、双方揃わないと公開されないよう規約変更されているため、報復評価を恐れて正当な評価が得られなかった時代に比べると、評価の信ぴょう性が高くなっているのではないかと思います。
取引が完了したら、いよいよ売上の確認・振込申請です。売上はポイントとして計上されているため、そのまま自分が商品を購入する際の代金として利用できますが、現金として引き出したい場合は、申請が必要です。振込先口座を指定して、振込申請金額を決めれば、次の振込日に振り込まれます。振込日は申請日ごとに決められており、月に2回設定されています。タイミングがよければ最短6日というところでしょうか。他の類似サービスより、かなり遅いことだけが残念なポイントです。1万円以下だと手数料がかかるのも注意が必要ですね。
メルカリのここが「いいね!」と思った
初期設定項目が非常に少なく、必要に応じて必要事項を登録する手順は、脱落が少なくて非常によいシステムだと思います。例えば、出品者は実際に売れてから、振込先口座の登録を行いますが、テンションがあがっている時なので、同じステップを踏んだとしても、感じる負担が少ないと感じました。
またメルカリの場合、SNSのタイムラインのように、どんどん新着が流れていきます。そのため、商品一覧で目に留まることが非常に重要になります。登録できる商品名は40文字、ただし一覧に表示されるのは13文字程度でしょうか。そのため、商品写真にこだわるだけでなく、商品名の最初の13文字の中に、ブランドや定価、サイズや状態など、分かりやすく魅力のある単語を使用するとよいのではないかと思いました。
さらに、時間が経てば埋もれてしまうため、商品を出品する時間帯や曜日なども重要な意味を持ちます。その商品を購入してくれそうなターゲット像を想像し、その人の生活リズムにあわせて出品すれば、よりスムーズに購入に結び付くのではないでしょうか?
実はこれらの「いいね!」、ネットショップを構築・運営していくうえでも、同じように重要なポイントです。どんな写真であれば売れるのか、どんな商品名・商品説明が魅力的なのか、もしタイムセールなどを行うのであれば、どんな曜日・時間帯が効果的なのか。もちろん梱包状態や発送までの日数、コメントへの返事の仕方やかかった時間などもネットショップの運営に通じるものがあります。「ネットで商品を販売する」ことに対するトレーニングのつもりで利用してみてもよいかもしれません。
昨日始まった匿名配送サービスとは?

さてメルカリでは、1月18日から匿名配送サービス「らくらくメルカリ便」を、すべてのメルカリユーザーが利用できるようになったそうです。
「サイズ別に全国一律料金で送れる」サービスに加え、差出人・受取人ともに名前も住所も記載せず、匿名のまま商品が送れるサービスです。他の匿名配送と比べ、取引画面から2次元コードが簡単に作れ、追加費用がかからないため、使いやすいのではないでしょうか。
ただしらくらくメルカリ便を利用するには、出品時に登録しなければならず、商品発送時に変更はできないようなので注意が必要です。
また現時点では、ヤマトの営業所でネコピット(店頭端末)を使わなければならないので、近くに営業所がない方には使いにくいかもしれません。コンビニや集荷も順次対応予定ということなので、早く対応してくれると便利ですね。
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