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毎朝の調べ物、AIに任せられる?Agent iで始める情報収集の自動化

  • AI・システム開発
AI 情報収集 自動化 - AIが作ったEC業務の下書きを安全確認してから利用する流れのイメージ

朝、いつものニュースサイトを開き、昨日と同じキーワードで検索する。気になる話題は追いたいけれど、忙しい日は調べること自体を忘れてしまう。そんな仕事なら、AIに任せる余地があります。

任せやすいのは、決めておいたテーマを繰り返し調べ、結果を届けてもらうところです。毎朝こちらから質問しなくても、確認するきっかけが届く。自分の仕事に関係があるかを考えるのは、その後です。

LINEヤフーが2026年9月11日に提供開始を発表した「Agent i」のタスク機能を例に、何を登録すると役立ちそうか、使い続けるかどうかをどう判断するか、具体的に考えてみましょう。

Agent iとは?毎回質問しなくても調べてくれる

Agent i(エージェント アイ)は、LINEやYahoo! JAPANから使えるAIサービスです。今回のタスク機能では、調べたいキーワードと実行するタイミングを登録できます。毎日・毎週といった頻度に加え、曜日や時刻も設定できます。

結果はAgent iのトップ画面で確認でき、LINEやYahoo! JAPANのアプリへの通知でも受け取れます。「今日も調べて」と毎回頼む代わりに、一度決めたテーマを続けて追ってもらえるわけです。LINEヤフーの9月11日の発表

ただ、ニュースが届くだけなら、すでに使っているメール配信で足りる人もいるでしょう。気になる会社やテーマを自分で決めて追いたいのか、それとも決まった媒体を読むだけで十分なのか。ここは、使い始める前に考えておきたい違いです。

最初は「業界ニュース全部」より、一つの気になること

たとえばECサイトを担当していて、使っているサービスの変更を追いたいとします。「EC」とだけ登録すると、気になるニュースと、今の仕事には関係のない話題が混ざるかもしれません。

そこで、先に情報を知った後、何を決めたいのかを一つ書き出してみてください。それに合わせてキーワードを考える方が、結果を見たときに役立ったか判断しやすくなります。

知りたいことの例登録するキーワードの例見つけた後に考えること
利用中の決済に変更はあるかShopify 決済自店の決済方法や設定に関係するか
商品情報の登録ルールが変わるかGoogle Merchant Center 商品データ商品情報の修正が必要か
扱う商品の市場に動きがあるか自社が扱う商品分野の名前仕入れや商品説明を考える材料になるか

Google Merchant Centerは、Googleに商品情報を登録・管理するサービスです。上の表は使い方を考えるための例で、このキーワードなら必ず必要な情報がそろう、という意味ではありません。最初の結果を見て、広すぎればテーマを絞り、狭すぎれば言葉を変えてみましょう。

追うテーマを増やすのは、最初の一つを読む習慣ができてからで十分です。通知を増やした分だけ、仕事が楽になるとは限りません。

一つ登録して、次の通知まで試してみる

タスク機能の対応環境として発表されているのは、Yahoo! JAPANアプリ、LINEアプリ、スマートフォンブラウザー版のYahoo! JAPANです。ヤフー側から使う場合は、Yahoo! JAPAN IDでのログインが必要です。

Agent iの公式案内から開き、まずは次の順で設定します。

  1. トップ画面からタスクを登録する。チャット内で提案されたタスクから登録する方法もあります。最初は、前の表のような公開情報のキーワードを一つ選びます。
  2. 自分が読める頻度と時刻を決める。例として、毎朝ニュースを読む人なら毎日、企画会議の前にまとめて考える人なら毎週、という選び方があります。
  3. 次の実行結果を確認する。トップ画面で結果を読み、アプリで通知を受け取る場合は通知も届くか確かめます。
  4. 不要なものは直すか、やめる。登録したタスクはマイページから変更・削除できます。関係の薄い結果ばかりなら、登録したまま放置せず見直しましょう。

通知の内容や、実際に減る手間は、自分のテーマで確かめてみてください。

ニュースが届いた後、どこを読めばいい?

たとえば「利用中のECサービスで決済の変更がある」という情報が届いたとします。そのとき知りたいのは、ニュースの詳しい要約よりも、「うちの店で何かする必要があるのか」ではないでしょうか。

公式発表を開いたら、対象になる契約や設定、適用日、必要な作業を探してみてください。発表された日と変更が始まる日は、同じとは限りません。自店が対象でなければ、今回は対応しないと判断できます。対象なら、担当者と期限を決めるところまで進めます。

Agent iのガイドラインでも、回答の正確性や完全性は保証されていません。見つけてもらった情報を入口にし、設定変更やお客様への案内を行う前には、発表元で条件を確かめましょう。Agent iの利用ガイドライン

また、期限のある重要な変更を、キーワードの通知だけで漏れなく拾えると考えるのは勧めません。契約先から直接届くお知らせは、そのまま確認を続けます。AIには、普段見ている通知以外の情報を拾う役目から任せると試しやすいはずです。

「自動で届く」と「業務が自動で進む」は別のこと

今回の発表では、商品の値下がり通知も案内されています。ただし、条件を満たして通知したら、その商品の追跡は終了する仕組みです。競合店の価格をずっと監視し、自店の価格を自動で変える機能とは違います。店舗の予約や商品の購入の代行も、今後の拡大予定として説明されています。

情報を集める、その情報を見て判断する、サイトを更新する。この三つを一度に任せたつもりになると、「通知は来るけれど、結局何も進まない」と感じやすくなります。

まずは、毎回検索し直す手間が減ったかを見てみましょう。届いた情報を読むのに前より時間がかかるなら、テーマや頻度を調整する余地があります。すでに必要な情報がメールで届いているなら、その仕事では新しく使わない選択もできます。

反対に、困っているのが外のニュースではなく、社内の資料を探して答えをまとめる作業なら、別の仕組みが向いているかもしれません。こちらはRAGとは?普通の検索と何が違い、どんな仕事が楽になるのかで説明しています。

まず任せたいのは、毎朝繰り返している検索

AIに仕事を丸ごと渡せなくても、「今日も調べなきゃ」と思っていたテーマが届くなら、十分に試す理由があります。最初から大量に登録せず、今週追いかけたいことを一つ選んでみてください。

続けるかどうかは、通知の件数ではなく、必要な情報にたどり着く手間が減ったかで判断しましょう。探す時間が減り、その分を考える時間に使えたなら、その仕事では役立っています。

情報を確認した後の転記やWebサイト更新にも手間がかかっている場合は、ウェブモへお問い合わせください。今どの作業を繰り返しているかをもとに、サイトや業務の仕組みを見直す相談ができます。

情報確認日:2026年9月11日。

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