Blog

Blog

ブログ

futureshopの料金改定、年額差は「月額差×12」ではない

  • EC
futureshopの料金改定 - EC分析ツールのグラフと記録を見比べて週次の改善判断を行う作業風景

futureshopの料金改定を月額表だけで読むと、年間予算を少なく見積もることがあります。Standardプラン50の月額は3,000円上がりました。ところが年間基本料金は4万3,000円増で、3,000円を12倍した3万6,000円ではありません。

futureshopの料金改定は契約期間ごとに見る

フューチャーショップの料金改定案内では、2026年8月1日から基本料金を改定し、初期費用と各種オプション料金は変えないとしています。Standardプランの月額、半年、年間は、それぞれ別の料金として掲載されています。金額は税抜です。

プラン月額差×12年間基本料金の差開き
503万6,000円4万3,000円7,000円
5003万6,000円4万6,000円1万円
25004万8,000円6万円1万2,000円
50006万円7万5,000円1万5,000円
100008万4,000円10万6,000円2万2,000円

年間基本料金には年間契約としての設定があるため、月額の新旧差を12倍しても同じになりません。値上げ理由を推測する必要はなく、契約中の期間と同じ行を読むだけで差が出ます。

移行費用は「年額の実増額」で割る

別のカートへ移るなら、商品、会員、受注連携、決済、デザイン、計測の移行が発生します。その見積額を月額差で割るより、実際の契約期間で増える額と比べる方が時間軸を揃えられます。

たとえばプラン50の年間契約で、移行に30万円かかると仮定します。年額の実増額4万3,000円だけで30万円を回収するには約7年です。もちろん、移行後の機能や手数料も変わるため、この年数だけで継続を決めることはできません。それでも「値上げしたから即移行」が得かどうかを考える土台になります。

掲載されていない契約は個別案内が基準

公式ページは、Standardプランの一部を価格改定例としています。Standardプランの別区分やGoldプランなど、表にない契約も対象になり、契約店舗へ個別に案内すると記載されています。自店の請求額は、その案内で確定します。

また、管理画面刷新、受注管理、ソーシャルコマース、越境、AI関連への投資が改定背景として挙げられています。将来の投資方針と、自店が現在使える機能は同じではありません。料金判断へ将来機能の成果を先取りして入れない方が安全です。

次の更新期間を一つの単位にする

請求書または個別案内から「次の契約期間で実際に増える額」を出し、移行見積額を同じ期間へ置き直します。継続、プラン変更、移行の三案を比べるなら、月額表示ではなくこの年額が共通の物差しです。

futureshopの料金改定で見るべきなのは、数千円という月の印象ではありません。契約期間ごとの実増額と、それを避けるために必要な移行費用です。この二つを並べれば、急いで動く理由があるかを落ち着いて判断できます。本記事は記事内で取り上げる各サービスの提供会社が提供または認定するものではありません。

RELATED

RELATED POST

関連記事