1月に告知された「楽天市場ページhttps化対応」。既にすべての作業が可能となった「後期」も1ヶ月以上が経過し、とうとう6月30日(金)の期限まで約1ヶ月となってしまいました。あなたの店舗は既に対応済ですか?
「とりあえず後回し。直前に対応すればいいや!」
「よく分からない。エラーがでたら、都度対応しよう!」
「7月1日以降も、楽天市場側のフィルタリング対応があるから大丈夫!」
なんて、甘く考えていませんか?
目次
どんな作業が必要なのか
実はやるべきことはただひとつ。「http」を「https」に変更するだけです。
店舗運営Naviに「変更が必要な項目の表」があるので、それに沿って作業すれば問題ありません。
しかし!大きな問題が!
修正すべき対象ページ・対象入力項目があちこちに散在しているのです!
しかも個別編集が必要となる項目が多いため、何らかのツールを使わなければ、膨大な作業時間が必要となるだけでなく、見落としや誤入力など、ミスの原因となります。
参照:
楽天大学(RUx講座)「楽天市場ページhttps化」対応講座 2.https化対応で行うべき事とは
店舗運営Navi https化対応の概要(変更が必要な項目の表はこちら)
楽天大学(RUx講座)【https化対応】02万全の準備を!変更作業ガイド(作業の大変さが分かります)
楽天ショップ専用HTTPS化対応ツール
今回、ウェブモでは日本ECサービス株式会社様の「楽天ショップ専用HTTPS化対応ツール」において「HTTP確認HTTPS置換君(Chrome拡張機能)」というツールを制作しました。
ウェブモが担当したツールだけでなく、https化対応に必要なツールと互助掲示板が全機能、無料で利用できます。楽天ショップオーナーだけでなく、WEB制作会社・WEBコンサルタントなど、誰でも無料で利用できる点も嬉しいポイント。非常に優れたツールだと思います。
会員登録が必要ですが、https化対応の期限は6月30日。あと約1ヶ月しかありません。
まだ作業を開始していないなら、もしくは作業が途中の方も、作業時間を大幅に縮小し、ミスを最低限に抑えるために、ぜひ今すぐご活用ください。
※すでに「ECマスターズ」の会員の方は、別途登録の必要なく利用可能です。
そもそも何故「https化」が導入されたのか
今までは、カード番号などの個人情報を入力するページだけを「https(SSL)」で保護するのが一般的でした。そのため楽天市場でもカートなどのみを保護する「部分SSL」を導入していました。しかし最近では、無料Wi-Fiスポットの普及もあり、盗聴や中間者攻撃、なりすましによる被害が増加する傾向があります。また「http」は
- アドレスの横に「安全でない」というマーク表示される
- iOSアプリで開けない
- httpsよりSEOや表示速度でやや劣る
といった問題を抱えています。
そこで楽天市場でも、サイト全体を保護することにより、入力画面までの経路上の盗聴や攻撃からユーザーを守り、フィッシング詐欺などなりすましに気づきやすい状況を作る「全体SSL」への移行が行われることになったのです。
参照:
楽天大学(RUx講座)「楽天市場ページhttps化」対応講座
1.http→httpsにする理由
可能な限り、期限内に作業を終わらせておこう!
今まで頑張って作ってきたトップページにカテゴリ、特集ページや商品詳細ページが多ければ多いほど、作業量も多く現場の担当者への負担は重くなります。
しかし「https化」はお客様を守り、しいては店舗を守る盾です。
何かあってから、信頼を損ねてからでは遅いのです。
期限を過ぎれば、ページやパーツが表示できなくなったり、警告が発せられたり、レイアウトが崩れる可能性があります。楽天市場側のフィルタリング対応も期限付きで、結果的にRMSの余分な作業量が増加する可能性もあります。
今は大変だと思いますが、HTTPS化対応支援ツールのように無料で利用できるサービスもあります。できる限り現場担当者の負担とミスを減らしながら、期限内の作業完了をめざしましょう。
HTTPS化置換方法についてわからないとお悩みの方へ
HTTPS化置換方法がわからない、時間がないお客様は、作業代行いたします。ご相談は無料です。
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